農作業奮遊記(1)
2004年5月4日 田んぼでの米作りをしたいとの申し入れ。場所の設定。荒れ地同様の田んぼでもあり、6月が「田植え」と言うこともあり、 とりあえず150坪の広さでスタート。先ず草刈り作業、その後「田んぼ状態」にしてゆく作業。久しぶりの耕耘機で汗を流す。 6月27日 参加者数総勢27名での「田植え」。二時間足らずで完了。「山の家」(坂中氏の小屋を改造)の完成を目指し、Mr.K氏を 中心に作業が進む。(「音楽村」作りのための事務局を、坂中氏が提供して下さると言うのだ。) 7月31日 「山の家」ほぼ完成。長崎の仲間たちも含め、10名で完成祝いの「飲み会」。 8月1日 田んぼの草取り作業開始。(参加者5名)。約三分の一終了。その後、Mr.K氏とともに朝5時起きで作業。 三日ほど頑張り、8月7日、ほぼ全体の草を取り終え、現在に至る。(8月9日現在) 8月10日 千葉の「いのち輝け!合唱団」の有志12名と広島の友人、中川氏と松浦さん、 神戸の山下さんが山へ来てくれた。 山の家から約800メートルの田んぼへ歩く。 小さな田んぼだが、何とか草取りも終えていたので格好がついたようだ。 昼食。 坂中氏が腕をふるったいくつかの料理にみんな感激のようだ。 鯛のお刺身、「ベタ」と言う大根といわしの料理。おそうめん。お味噌汁。 ビールと焼酎も売れ行きがいい。 その後、裏山へと案内する。 素晴らしい景観に一同感激。「音楽村」構想を話しながら、藪蚊とのたたかい。 あっと言う間の山での時間だった。 8月12日 前夜から「山の家」に泊まり、朝5時起きで「田んぼ」へ。 「肥料」として「米ぬか」を散布。 いつの間にか「クモ」が「巣」を張っている。 散布前には全く見えなかったのだが、「米ぬか」の粉が付着すると浮かび上がるように その形を見せてくれる。何とも壮観だ。「自然は美しい!」。 ブルーベリーを植える予定地の草刈りをMr.k氏がやってくれる。 「竹」がとにかくはびこっているようだ。切った竹を運ぶ作業で汗を流す。 少しずつ荒れ果てた「元、田んぼ」の姿が見えてくる。 ブルーベリー畑になった姿を思い浮かべながらの作業だが、現実的にはかなりの難作業だろう。 しかし早朝の作業は何とも気持ちがいい。そして東の空から昇る太陽が何ともいい。 8月13日 前日同様に5時から「田んぼ」へ。あぜ道の草取りで汗を流す。 とにかく「蚊」をはじめとして「虫」が多い。気がつかない内に刺され、いつの間にか痛く、かゆい。 ベトナム笠をかぶる。その上から「黒い網」をかぶる。目の前を虫が飛んでいても、 「蚊」の羽音が耳に聞こえても全く大丈夫だ。 が、一人での作業だからいいが、周りから見ると何とも異様な姿なのかも知れない。 「山」からの帰り道、数年ぶりに会った知人が「耕耘機」を貸してくれると言う。 現在使用しているものより少々大きめのもののようだ。 全体的には約五反半の広さの「休耕田」の「土起こし」をするのだから、大助かりだ。 8月23日 昨日(22日)、全体的には第二弾!となる「田んぼ」の「草取り作業」を行った。 第一回目に続き、溝口氏と中村氏、 そして溝口氏のめいごさん、みのりちゃん(漢字が不明)が参加してくれた。 朝9時スタートだが、私は少し前から始めていた。 第一回目の「草取り」の田んぼの状態とはかなり違い、草の数を数えられると言っても おかしくない感じなのだ。と言っても、やっぱりつらい作業であることは事実だ。 第一回目、40歳の彼らは見事に短時間でギブアップであることは以前紹介した。 しかし・・・である。 今回は、ただ淡々と続くではないか。 最初にギブアップしたのはこの私であった。 スタジオに入り、ディレクターとして椅子に座ったままのレコーディングの仕事で 完璧に身体がなまってしまっていたのだろう。 それに比べ彼らの持久力には頭が下がった。 一度目は、訳も分からず頑張ったところでのギブアップだったのだろう。 今回は見事に余裕を持ちながらの作業に変わっていたのだ。 「何事も経験。」と言う人がいるが、「農作業こそ経験である。」ことを痛感した。 その後のお昼ご飯の美味しいこと! 冷たいビールの酔いも手伝い、午睡の気持ちのいいこと。 それにしても、まだ足の後ろ側がツッパッテいるようだ。 明日もう一度「草取り」に挑もうと思っている。 「田んぼ」の状態はまずまずと言ってもいいのだろう。 「田植え」が遅かったので、「穂」が出るまでにはまだまだ・・・と言う感じだが、順調なのだろう。 (その内、写真でご紹介出来るよう、頑張ります!) 「山の家」も訪れるたびに様変わりしながら「全体完成」へと近づいている。 もうひとつの「我が拠点」のために、山の仲間が汗を流してくれている。 「感謝!」の気持ち以外に何もない。 8月25日 午前中、ミスターK氏の草刈りのお手伝いをする。 その後、少々残っていた田んぼの草取りに汗を流す。 「これで今年の草取りの仕事は最後ですね。」とK氏と語りながら・・・ それにしても疲れ方が尋常ではない。 夏の疲れがどっと出て来ているのだろうか。 午後から、高比良陽子、デザイナーの川崎啓一郎、スタジオのミッコちゃんが 遊びに来てくれた。勿論何かのお手伝いに来てくれたのではあるが、 特に作業はなく、ゆっくりしていただいた。 それでも何かを・・・と言うことになり、ニス塗りに挑戦。 その後、我が事務デスク用の板を電気カンナできれいにしてもらう。 スコールが来て中断したが、雨上がりを待ち、また作業。 帰り道、陽子の車が狭い山道で脱輪。 ミスターK氏や通りがかりの人たちの協力で何とかクリアー。 いい想い出になった。 9月いっぱいでニワトリ小屋を作ることになった。 基本的には、自然の中で飼うようにするので、「寝室」と言うことになる。 少しずつだが、様変わりをしてゆくのが嬉しい。 夏の終わりから秋に掛けて、開墾の仕事が待っている。 しばらくは耕耘機での仕事に励むことになるのだろう。 約二週間、山へは行けないが、次に行くときにはどんな様変わりをしているか、 大いに楽しみにしつつ「音楽」に励むことにしよう! 9月9日 7日夜久しぶりの「山」。台風の直撃を受けた田んぼが心配だったが何とか無事。 穂をつけた稲が風に揺れる光景を見て、感動すら覚えた。 留守の間、ミスターK氏が荒れ野の草刈りをしてくれていた。 全貌がやっと分かった。と同時に、今後の農作業を思うと少々気が重くなるほどの広さだ。 が、逆にファイトが沸々と湧いてくる。 11月のブルーベリーの苗木植えまで、とにかく土づくりに励まねば・・・ 山の仲間と三人、美味しいお酒を飲みながら 少しばかり早く感じられる「秋の風」も、もうひとつの山の楽しみだ。 坂中氏の料理も勿論大きな楽しみである。 我が家と山を行ったり来たりの暮らしが続くが、バランスがいい! 9月15日夜 12日日曜日、ブルーベリー畑作りの準備作業を行う。 刈った草を燃やす作業だ。朝から四時間、午後二時間の作業で、やっと一枚の畑の燃やし作業を ほぼ終えた。午後からピアノの馬川慶子とヴァイオリンの齊藤享が初来山。 田んぼ見学も兼ねて「山の家」を出る。 ミスターk氏を中心に燃やし作業を再開。 見学だけなのだろうと言う私のもくろみははずれ、二人も手伝ってくれるではないか。 特に黙々と作業を進める齊藤君の姿には、ある種の感動さえ覚えるほどだった。 残暑が厳しく、陽射しの暑さと燃え上がる炎の熱さのサンドイッチ状態で よく頑張ってくれたと感謝している。 この三日間、山へは行けていない。が、明日から行く予定だ。 果てしなく続く農作業・・・頑張りすぎないようにすることが肝要だと感じている。 その一瞬、その一瞬を楽しみながら、仕事が出来るようになればいいのだが・・・ まだまだだ。 それにしても少しずつ拓かれて行く畑を見るのは嬉しい。
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10月4日、ブルーベリー畑予定地の「土起こし作業」が少しずつ進む。手前は少し色づき始めた稲の様子。右中は来年から「田んぼ」になる予定。この二枚がとにかく広い。一枚500坪はあるようだ。 3、4日の二日間、フル回転で耕耘機をまわす、茅の根(まとまってあると耕耘機では抜けない)を鍬で少しずつ取ってゆく、地中に縦横無尽にはびこっている「ツル」を取る・・・と言う作業で汗を流した。4日の朝、何と右手がしびれて、腫れているではないか。 農作業の厳しさを痛感する。が少しずつ拓かれてゆく姿に感動もする。 |
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イノシシが荒らした田んぼの様子。こんな所が数カ所・・・ 悲しくなってくる。 ミスターK氏と4日夕刻、全面的に「網」や「針金」を張る作業を行った。 「これでまた入られたら仕方ないね。」と言いつつの作業。 来年以降は全体を「竹」で「柵」を作ることを決めたが、これも大変な作業になること間違いナシだ。とにかく24日の稲刈りまで何とかなってくれることを祈るのみだ。 |
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初めての記念写真。 大体いつもこの様な格好で作業をしている。「ベトナム笠」と「長靴」は定番。後ろに黄緑の線が見えるのが、田んぼ。その下に三段の田んぼがあり、この畑へと続く。全体が「農園」になるのは、来年の「田植え」まで待たなければならないが、とにかく約2000坪の「荒れ地」を拓いたのだから0K!だろう。 秋の風が心地いい。どこかに木陰があり、休憩するには絶好の場所。 |
山、ある日の風景。 自然の美しさのひとつだろう。 この竹山の下に「田んぼ」「畑」がある。 |
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![]() 遅ればせながら・・・ 「田植え直後の写真」です。(6月) |
![]() 少し成長した状態です。(7月) |
・・・と、まあやっと「写真」を挿入出来るようになり、少々遊んでいますが、まだまだ思ったようには行かず閉口しています。でも少しずつ進んでゆく「農作業」の様子を、今後はリアルタイムでお知らせ出来るのでは・・・と楽しみにしています。また明日、明後日と「土起こし作業」です。明日はアレンジャーの高比良陽子がお手伝いに来てくれるとのこと・・・。彼女も「山」の仕事が好きらしく「ながさき・音楽村」の一員として大いに動いてくれそうで大いに楽しみにしています。(10月5日深夜記) |
10月7日 昨日、今日と「山」の仕事に出掛けた。二日続きの農作業はかなり疲れを感じる。特に今日は夏の再来とまではいかないにしてもかなりの暑さだった。そんな中、高比良陽子が昨日の午後から手伝いに来てくれた。初めての耕耘機に戸惑いながらも約二時間汗を流してくれた。感謝!だ。さて、イノシシだが、全面的に網や針金を張ってから「田んぼ」に入った様子はない。思わず「ヤッター!」である。そんな「少し色づいた稲」と「陽子」を写真にて紹介したい。
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少しずつ色づいて来た稲です。命名は「ながさき・音楽村、新米米」。新米が作る米だから。来年からは直送販売できるかも・・・さて、今年の収穫量は?そして味は? 「山」でしか味わえないのが何とも・・・・です。 |
10月11日
「田んぼ」の水を抜いた。24日の「稲刈り」のためだ。
ブルーベリー苗木植えのための「開墾」は何とか順調に進んでいると言っていい状態だ。
それにしても「茅」が集団で集まっているところは「耕耘機」では歯がたたない。
やっぱり「鍬」で少しずつ掘り起こすしかない。
その労力たるや「半端」ではない。ふたつかみっつ掘り起こすと完全に息があがるのだ。
手の握力はなくなる。腰にくる。身体全体にズンと疲労感が残る。
でも「先は見えてきた」。「稲刈り」までには何とかなる見込みだ。
農作業にはいい季節になってきた。特に朝早くと夕暮れは仕事がはかどる。
が、日没が早くなってきた。6時過ぎるともう暗くなる。
「山の家」での夕食、そして焼酎へとすすむ。
今日の昼食には「自然薯」の初物のおごちそうがほんの少し出た。
「これが豊かさだ!」と痛感しつついただいた。
「山栗」や「柿」なども見事なまでに美味しい。
今日も疲れが激しい。
また後日!
10月14日
「田んぼ」の水も大分引いてきた。
あと10日後の「稲刈り」も大丈夫だろう。
その後「イノシシ」が入った形跡もない。
もっと早く全体を網で囲めば良かったのに・・・と思うばかりだ。
2時間ほど「クワ」で「カヤ」の根を取る作業で汗をかいた。
残りあと僅か・・・日曜日にがんばろう!
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10月18日 南串山第一小学校の原田和也氏が午後から 農作業の手伝いに山へ来て下さった。「カヤの 根」や「竹の根」を掘り起こし、耕耘機で耕す作 業だが、流石に30代の若さ。仕事量が違う。 彼や他の友人、仲間たちの温かい協力があれ ばこそ「音楽村」作りが進んで行くのだと痛感し つつ深い感謝の思いでいっぱいだ。 |
10月19日
「音楽村」倉庫兼事務所の建設工事(?)が始まった。
何とミスターK氏考案の「鋼管ハウス」だ。写真の説明は不要だろう。
ここから「音楽村」活動の全てが展開されて行くことになる。
その思いを存分に受け止めたところでのミスターK氏の仕事ぶりに大いに期待したい。
まだイメージさえも浮かんでいない私だが、みんなとともに乞う!ご期待だ。
その進み行く作業内容を少しずつご紹介して行きたい。
今日は「床張り」の予定だったが、台風23号の影響を受けての雨・・・
ミスターK氏は今パソコンのとなりで、じっとこの書き込みを見入っている。
明日までは休むしかないのだろう。
それにしても自然に影響されつつの仕事(農作業もそうだが)は何とも切ないが
それなりのスリルも味わえて私は好きだ。
灰谷健次郎さんが「ながさき・音楽村」の呼び掛け人になって下さった。
心強い限りだ。今回の来崎では、山への案内は叶わなかったが
いつかご案内したいと思っている。
少しずつ動いている(進んでいる)のが嬉しい。
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10月20日
台風23号の影響を受け、激しい風雨。当然のことながら「農作業」も「倉庫建設」もストップ。
四日後の「稲刈り」にも何らかの影響があるのだろうと気をもむ。
「手刈り」なので、倒れた稲は起こして刈ることで大丈夫だろうが、雨に打たれ倒れ
芽が出てしまうとアウトだ。何とか無事を祈るしかない。
野菜の高値がニュースになっている。
今更ながら「農業」の厳しさを痛感している。自然の力を素直に認めたい。
山では坂中氏が頑張っている「ソバ」の花が一面に咲いている。
少々背が低いのが気になるが、実もつけ始めている。
十二月を楽しみにしよう!
10月23日
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生コンで基礎固め。 |
台風の影響で作業が遅れたが、屋根の 枠を取り付けると「家」の様相を呈してく る。足場の少ない所でもスイスイ! ミスターK氏。「猿」だ! |
いよいよ明日は「稲刈り」だ。
ほんの小さな田んぼだが、5月からの開墾から5ヶ月・・・
多くの仲間たちの「汗」が結実すると思うと感慨深い。勿論「手刈り」で行う。
そして「天日干し」。「脱穀」「精米」・・・と作業は待っている。
とにかく明日は「収穫の歓び」に全身で浸ることにしよう!
10月24日「稲刈り」
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午後からシーボルト大の 池田優美さんも参加してくれた。 |
お昼前の「記念写真」 | 作業終了は午後4時前。 4本の竹が必要だった。 |
見事な秋晴れの一日。
「ながさき・音楽村」初収穫の日である。
数人の人たちがアクシデントで参加出来なくなったが、十人で「稲刈り」の日を迎えた。
【稲刈り参加者】
田中重光、溝口昌喜、石丸能邦、中村高四郎、織方博、池田優美、野元靖子、坂中正美
ミスターK、寺井一通(敬称略)
本当にお疲れさまでした。大感謝!です。
お昼ご飯をはさんで、実働四時間弱。
何とか作業は終わった。
それにしても「ズッシリ感」がない。
「イノシシ」による被害は思った以上のようだ。
それでもみんなで「ハーハー」言いながらの作業は実に楽しかった。
作業後、大学生が参加してくれたことで「次は『合コン』ならぬ『合ノウ』をやろう」と言う声。
『合ノウ』とは勿論『合同農作業』のことである。
どれだけの大学生が応えてくれるものか・・・楽しみなようで、楽しみにしてはならないようで・・・
翌日、翌々日と非情の雨。
私自身も体調が悪くなり、とにかく身体が重くなった。
今後のお天気次第では11月初旬に「脱穀と精米作業」が待っている。
淡々とヤルしかないのだが・・・
「半農半音」の暮らしのしんどさが、正直この身にふりかかっているようだ。
が、今日は随分楽になって来ている。
次は「美味しい新米を食べる会」でみんなを呼びたいと思う。
(10月27日記)
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ある日の朝焼けです。日々変化する自然の美しさに感動! |
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倉庫兼事務所の片側の屋根を張った。もう二度と上がることもないだろう、屋根に登って撮ったのが上の写真。
左は大村湾、右は長崎港方面。夕焼けが美しかった。(10月29日撮影)
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11月4日
風邪が抜けてくれない。10/24の「稲刈り」以来なので、もう十日以上だ。
11/2夕刻から11/3昼過ぎまで「山」へ行ったが、仕事にはならない。
倉庫建設の進み具合を見学したり、少しだけ手伝ったりで時間を過ごした。
「脱穀作業」を7日にやることにした。ご近所の方に「脱穀機」をお借りしての作業になる。
その後、自力で「籾すり作業」と「精米作業」を行う予定だ。
美味しい(?)新米米を食するのは今月中旬になる。
それからいよいよ「ブルーベリー」の苗木植えに取り掛かる。
一度起こした畑をもう一度起こしてからの作業になるが「音楽村」を経済的に支えてくれることに
なるだろう「ブルーベリー」に願いを託し取り組みたい。
それにしてもこの体調を何とかしなければ・・・
「脱穀作業」
当初、11/7に予定していた「脱穀作業」。
ご近所の方の脱穀機をお借りして、と言うことになっていたのだが、その方のご都合で
急遽6日に行うことになってしまった。残念ながら、私も含め7日に予定を組んでいたメンバーは
参加できず、坂中氏、ミスターK氏とご近所の方との作業となってしまった。
幸か不幸か、収穫量が少なく作業は一時間ほどで終了!
ご覧の通り、「籾付き」で約70キロほどの収穫だった。
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目標を置いていなかったので、この収穫量を基本にして、来季からの「米作り」に
臨むことになる。しかし、少々不本意であることには変わりはない。
「イノシシ」と「酸性土壌」。
来季からはこのふたつを克服し、大いなる収穫を望みたい。
「イノシシにヤラれたお米は美味しくない。」との情報を野元靖子が聞いたと言う。
早速少しばかり「精米」をしてみることにした。
次の日曜日に「試食」の予定だ。
しかし、美味しくてもそうでなくても「ながさき・音楽村」の「新米米」を
今回の米作りに参加してくれた仲間たちと「楽しむ」のが「楽しみ」だ。
「美味しくない訳がない!」とお腹の底から叫びたい衝動にかられる。
「倉庫建設」
徐々に進んで行く「倉庫&事務所」建設。
ミスターK氏の才能と言うか力量には本気で脱帽だ。
仕上がりは今月末の予定だと言うことだ。
とにかく楽しみに見守りながら、少々のお手伝いをするしかない。
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「トタン」を張って行く。 「ロフト部分」に「窓」を・・・ 「トタン屋根」の仕上がり。
11月12日
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稲刈り終えた田んぼには 天日干しの竹がそのまま・・・ 山も少しずつ秋色になってきた。 |
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11月18日
ブルーベリーの苗木500本が一昨日届いた。
早速植える作業に取り掛かる。これが意外と時間が掛かるのだ。
慣れないと言うこともあり、一時間で10本が精一杯の初日だった。
その上腰が痛くなる。足がだるくなる。水を運ぶ腕も手も力が抜けてくると言う有様。
それでもポットに入っている苗木が弱らない内に植えてしまわなければならない。
一昨日、昨日で75本を植えたが、この4,5日で残り425本を何としても植えたい。
と言う訳で、明日から苗木植え終了まで「山」にいます。
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75本の苗木。二段目の畑です。
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秋、そのもの・・・ 作業後、振り返ると夕焼け・・・
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山の仲間たち。 「ミー」と「ヨタロウ」 |
11月24日
ブルーベリー植え無事終了!感謝、感謝で足腰痛む!
約一週間を掛けてようやく500本の「ブルーベリー」の苗木植えが終了した。
参加してくれた仲間たち、本当にありがとう!
「先ず、添え木の竹を立て、本数を確認。
そして畑の入り口からそれぞれの畑に「苗木」と「ピートモス」「ワラ」を運ぶ作業。
穴を掘る。ピートモスを穴に入れる。水をたっぷりと含ます。
苗木を入れる。土をかぶせる。竹を固定する。竹と苗木を結ぶ。ワラを敷く。水を掛ける。」
と言う一連の作業を思い思いで進めて行く。
そこで一番の問題は水。田んぼに入れていた水をホースで引く。
その先に蛇口を付け、大きなバケツにためる。それを小さなバケツで運ぶ。
2000坪の広さなので、すぐ近くに水があるのは大助かりだ。
やっぱりミスターk氏の「技」には脱帽だ。
下の写真は11月21日(日)の作業風景です。
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植える人、水を運ぶ人 | 添え木の竹を立てる人 | 添え木と苗を結ぶ人 |
植え終わった畑 |
手前は田んぼ予定地 | 約170本の苗木たち |
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そんな仲間たちのやさしい協力で11月23日無事500本の苗木植えが終了しました。
実を結ぶのは3年後かな?
今後大切なのは「保湿」と「草対策」。
苗木たちに大いに足音と声を聞かせながらふたつの作業を進めて行きたいと思っています。
畑の全体です。上の写真から左、真ん中、右となります。
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11月25日
ブルーベリー植えでしばらく休んでいましたミスターk氏の倉庫兼事務所作りも再開。
内部は左がロフトの屋根部分、右がロフトの床=一階の天井部分です。
因みに外側は「トタン」張りです。
ロフト部分に明かり採りのためのガラスが入れられました。
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12月1日
12月に入った。ブルーベリー植えが終了してから少々ゆっくりになった。
風景もそんなに変化はなく、少しばかり山が色づいてきたくらいだ。
それにしても苗木のまわりには草が生え伸びてくる。
少しずつ草を取る作業を進めているが、何と言っても500本の木だ。
そのまわりを全部となると気が遠くなる作業になる。
当然のように目についたところから・・・と言うことになる。
しかし4,5日作業を休んだ身体は思い切りなまっている。
こんな繰り返しが続いて行くのだろう。
山へ行き始めて7ヶ月になる。
動けば動くだけその成果を確かに見せてくれるのが嬉しい。
坂中氏は「野菜作り」に燃えているようだ。
ミスターK氏は「倉庫兼事務所作り」・・・と張り切っている。
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色づいてきた山・・・ |
12月25日
しばらくご無沙汰を致しました。
山の風景も余り変化はなく、農作業の方も忙しさが一段落・・・と言うことで失礼しました。
今日と明日、「新米米」を食べながら、仲間たちとのパーティを行います。
ミスターK氏建設の「倉庫兼事務所兼仕事部屋」もほぼ完成し、もしかしたら
そこでの集いになるのかも・・・と楽しみです。
その模様は後日ご報告させていただきます。
米作りとブルーベリー栽培への取り組みは順調でしたが、、もうひとつ、ニワトリ飼育が
年内には叶いませんでした。来年早々「小屋」の建築から始めようと考えています。
その三本柱を中心に据えて、来年以降延々と続く農作業に淡々と取り組みたいと思っています。
そして今年は実現出来ませんでしたが、「山のコンサート」もやりたいものです。
約8ヶ月の間、山で汗を流して下さった方たちに感謝!
山に足を運んで下さった方たちに感謝です。
そして約4年ぶりに農作業に復活出来た私自身最高に幸せでした。
12月28日
12月25、6日の二日間、「ながさき・音楽村」山の家と現地事務所にて「感謝の集い」を行った。
25日夜は、農業部長の田中重光、嶋田真一、野添ご夫妻、古賀優子&雄士親子に
私も含めて「山」の三人、併せて9名の参加となった。
「山の家」で囲炉裏に炭を燃やし暖をとりながら、和気藹々の雰囲気でご馳走を楽しんだ。
不覚にも途中から記憶を失うという失態だったが、炭火の暖と焼酎の美味しさが
久しぶりに酔わせてくれたようだ。
翌26日朝から、田中、古賀母の二人は帰られ、昨夜帰られた野添ご夫妻、嶋田氏は
再度の訪問。溝口昌喜、中村高志郎、川崎啓一郎、齊藤享、馬川慶子、原田和也、
古賀雄士、野元靖子各氏と併せて14名の参加で盛り上がった。
会場は「倉庫兼事務所兼仕事部屋」。
午後1時半から夕方5時半頃まで楽しんだ。
美味しい料理は、坂中正美、嶋田真一両氏と遅れて来た野元靖子が担当してくれた。
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古賀雄士、原田和也、野元靖子。 完全仕上がりではないので寒い! しかしいい笑顔の三人である。 |
野添昭徳、美鶴、坂中正美。 背景は竹山。 |
新米を釜で炊こう!と張り切る 面々。 溝口昌喜、中村高志郎、 川崎啓一郎もいい笑顔だ。 |
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ピアノの馬川、ヴァイオリンの齊藤による ミニ演奏会。 かじかむ指で頑張ってくれた。 ピアノソロ、ヴァイオリンソロ、そして私も 「枯葉」「友よ今日も歌っているか」で参加。 初めて「音楽村」らしい集いになった。 嶋田真一が「明日こそきっと」を歌ってくれた が、ある理由で写真がない。 (可笑しくてカメラを持てなかったのだ。) と言うことは、彼の歌は「特異」なのだ。 |
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ブルーベリーの小枝が切られたり、つつかれたり・・・ 兎か、何か・・・と推測しつつ、とにかく何とかしなければ、と柵で囲む作業。 長短様々な竹を立てて行く。作業完了はいつになるか分からないが、こんな風に進めている。 |
一週間ほど前、今年初めて山で汗をかいた。竹柵作りのためだ。
大自然のなかの田んぼや畑・・・当然のことながら、動物たちは我が物顔で遊び回り、生をつなぐために
草や葉を食する。ずっと見張るわけにはいかない。
だとすると、申し訳ないが、中に入っていただかないように対策を考えなければならない。
そこで、ふんだんにある「竹」を使っての柵作り。
先ず、支柱をたて、長い竹を横に三本ほどつなぎとめる。
そして次は出来るだけ間隔を狭め、竹を立ててゆく。
何と2メートルに40本ほどの竹が必要になってくる感じだ。
ブルーベリーの添え木に500本の竹を用意したが、その何倍もの本数になる計算だ。
気が遠くなるような感じだが、そんなに実感として大変さを感じない。
何故って・・・竹を切ったり、立てたり・・・という作業は、特別な才能は必要としないのだ。
この私でも、淡々と続けることによっていつかは終わるのだから・・・と思っている。
春か、夏か。
夏までには「イノシシ」対策のためにも終了しなければならない。
また必死に作った「お米」が食べられないように!
このところ「音楽」に追われ、余り山へは行けていない。
作業はたくさんあるのだから、時間を作って行かなければと思っている。
下の写真のように「倉庫兼現地事務所兼仕事部屋」もほぼ完成した。
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(左)正面。右手に入り口がある。下のブルーの部分は、焚き物を積む棚を作る予定だ。
(中)一階部分。かなり急な階段だが、部屋を広く使うためには仕方がないのだろう。
(右)ロフト部分。あかり取りの窓からは、伊王島をはじめ島々が臨める。7、8人は寝られる。
福岡のある女性から「花梨」の木を植えないか、とのお話があった。
今福岡にある「花梨」をトラックにて運んで下さるとのお話。
ある集いで出会い、意気投合したのだが、
わたしの「音楽村構想」に賛同して下さっての申し入れなのだ。
「花梨」に関係のあるお仕事をなさっていらっしゃるとのこと・・・
そして今の時期なら移植が可能とのこと。
先ずは一度琴海の山をご覧いただきたい、との申し出を快諾。
近い内に「山」での再会になるだろう。楽しみだ!
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現地事務所兼倉庫兼仕事部屋が ほぼ完成した。右側に入り口がある。 正面右は焚き物、左は竹柵のように 見えるのだが、開くと床が物入れに なっている。家の左側には「ブルー ベリー」の苗木7本を植えている。 右奥には露天風の「五右衛門風呂」を 作る予定だ。このロフトからの眺めが 素晴らしい。この十畳ほどの空間が 「ながさき・音楽村」の拠点になる。 本格的な農作業の時期になると、仲間 たちの笑い声が響くことを大いに期待し つつ諸準備を進めよう! (2月11日撮影) |
遠景も楽しんでいただこう。下の畑からの撮影。 右手前が「甘夏」の木。左奥が「ざぼん」の木。 この日は快晴で、春を思わせるようだった。 |
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3月29日
多忙な日々が続き、書き込み更新がなかなか出来ず申し訳けありませんでした。
「音楽活動」の方が慌ただしくて、農作業へ行ったのは今月21日だけ。
総勢7名での「田起こし作業」でした。
その光景をご覧下さい。詳しくは後日。
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(左上) 歌のレッスン中のアンダソン真里奈ジョイスちゃんと お友だちの悠乃ちゃんが山へ初見参。二人掛かり で耕耘機を押してく れた。 (右上) マイ田んぼを!と張り切る溝口君。その笑顔には確かに疲労の色が・・・ (左) 大体耕し終えた田んぼ予定地。緑が見えるのがブルーベリーの畑。このあと、たい肥を施し、耕耘機で混ぜ、水を入れる作業が待っている。 |
4月5日
一連の「音楽活動」が一段落したので、昨日早朝から「山」で汗を流した。
牛糞のたい肥をミスターK氏が蒔いてくれていたので、スムースに耕耘機を動かせた。
そしていよいよ一番上の田んぼに「水」を入れる。
昨年より二ヶ月も早い「水入れ」だ。
そして今年は、昨年の約8倍の広さ。すべての田んぼに水が入った時の光景は
素晴らしい「山の鏡」になるのだろうか。
(水が入ってしまった時に写真で紹介したいと考えている。)
田植えは6月18,19日の二日間で行う予定だ。
約1200坪の広さを「手植え」でやりたいのだが、先ず参加者は「ため息」だろう。
参加者の人数にもよるが、一応「田植機」も用意しなければならないだろう。
それにしても「風」が心地良かった。流れる汗も、陽光も何もかも最高だった。
音楽の活動が何とか思ったように進み、一方では着々と農作業が進む・・・
心配なのは、今回のCDアルバム「長崎から平和の歌」のレコーディング完了日と
「田植え」の日程が重なっていることだ。
その準備を同時進行で進めなければならない。
初めての「苗作り」にも挑戦しなければならない。
先人、先輩たちに教えを請いながら、何とかやり抜きたい!
しかし、春の到来を肌で感じられる自然ってやっぱりステキだ。
リフレッシュした心身で、今日は「作曲」の仕事に励もう!
4月19日
水が入った田んぼの写真をご覧いただきます!
上の写真が昨年作った田んぼです。
下が上から撮した段々田んぼ。この3枚のほかに広い田んぼが2枚有ります。
その他に、溝口昌喜氏専用田んぼが下の写真の一番下に水が入っていない状態ですが、
ご覧いただけると思います。
全体で約1200坪。基本的に「手植え」でやりたいと考えていますので
総勢50〜60名で取り組まなければなりません。
田植え日程は6月18(土)19(日)。
興味のある方、是非ご参加下さい!
応援団も大歓迎!昼食、夕食の担当も大歓迎!冷やかしも大歓迎!
(全体の写真も近い内にご紹介出来ると思います。余りにも広くて水が入りきらないのです。)
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4月21日
田んぼ準備終了!
昨日やっと「田んぼ準備」が完了した。一昨日の雨で推量も増し、すべての田んぼに水が入った。
山は新緑の季節・・・いのちが躍動し始めるこの季節は何とも心地いい。
ブルーベリーにも可愛い白い花が咲き始めた。
次は「草取り作業」と「たい肥まき」が待っている。
「木そのもの」を大きくするために「摘花作業」が必要かと思ったが、我が師匠である
新潟の吉田惣栄氏に尋ねると「その必要ナシ!」とのこと。
正直なところ「ホッ!」と言う気分だ。しかし今年7月頃までが大切な時期とか・・・
水分を切らさないことが肝要とのことらしい。
ミスターK氏の存在がとにかく頼りの農作業である。
そのミスターK氏、「露天風呂風五右衛門風呂」の制作に入る。
田植えの時までには完成させたい。
自然を満喫しながら入る「五右衛門風呂」も格別だろう。とにかく楽しみだ。
ある日のスナップ写真と田んぼの姿を見ていただこう!
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一番上の田んぼからの撮影。 二段目、三段目が見えにくいが下の広い 田んぼがよくご覧いただける。 とにかく十年近く「休耕田」だったので、 水が満杯になるまでに時間が掛かったが 何とか「水田」の様相を見せてくれる。 |
上の写真から左へとカメラを向けた。 緑の部分がブルーベリー畑だ。 一番下の小さな田んぼが、溝口昌喜氏 専用のものだ。昨年の「田植え」「草取り」「稲刈り」等々の作業を通して、今年の「本気度」は素晴らしい! |
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本人たちが見ると誰だか分かるだろう。 「畦作り」に取り組んでいる。 |
さわやかな風の中、昼食タイム。 とにかく自然の中にいると、みんな笑顔だ。 |
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と言う感じで、着々と「農作業」は進んでいる。
気の早い話だが、「米作り」に続いて「小麦作り」に取り組むことを決めた。
「農閑期」を作らないための取り組みだ。
以前「小麦作り」に取り組んだことはあるが、事務局の野元靖子のお母さんが師匠だった。
またいろいろと教えを請いながら進めることにしたい。
5月2日
ブルーベリーの花が可憐に咲いている。
木そのものを大きくするために「摘花作業」が必要だと勝手に思っていたが、
新潟の師匠(と勝手に思っている)吉田惣栄氏によると、その必要ナシ!とのこと。
花をつける枝と伸びて行く枝が違うのだそうだ。
7月頃までに注意しなければならないのは「水分」だと言うことだ。
一昨夜からの雨は大助かりだ。
今「草取り作業」の真っ最中だ。
広い畑全体、と言う訳には行かないが、ブルーベリーのまわりの草取りに励んでいる。
500本植えた殆どが、春を迎え順調に生き続けていてくれる。
自然の力に頭が下がる。せめて「草取り作業」くらいはしなければ・・・と言う気持ちになる。
作業を中断し、まわりを見ると水をたたえた田んぼの姿が眩しく映える。
数ヶ月前までは荒れ野だったとは思えない光景に嬉しさがこみあげる。
その「米作り」をどの様に展開していくか、来る4日、5日に山に泊まり込みで
「対策会議」だ。と言うより「飲み会」になるのだろうか。
それにしても「完全無農薬米」作りの困難さが頭をよぎる。
新緑の美しい季節に抱かれながらの、久しぶりの「山」泊まりも楽しみだ。
5月6日
5月4、5日と、久しぶりの泊まり込みでの「山作業」。
メンバーは溝口昌喜、中村高四郎、原田和也、小林和子、寺井一通の5名。
坂中正美、ミスターKと合計7名の二日間。
主な作業は、ブルーベリ畑の草取り、田んぼの測量、苗床の準備、そして坂中氏のために
「フキ」取り作業、4日夜は近くの農業専門家、岩井氏を迎えての勉強会。
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(左上) 田んぼをはさんで、上下にブルーベリ畑。 (右上) ブルーベリーのまわりの草取り作業は、 ワラの下の草を取り、たい肥を施す。 (左) ブルーベリーの可憐な花と寺井、溝口の後ろ姿。 |
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三人三様の作業風景。5日朝7時からの作業。 昨夜少々飲み過ぎの中村君は無口の一日だった。 原田君は流石に余裕の表情。 溝口君は昨夜9時前の就寝で「余裕アリ!」かと 思われたが、実状はそうでもなかったようだ。 |
さて、米作り方法だが、苗床での稲作りと育苗箱でのものと少しばかり直播きを
試してみることになった。苗床での稲作りは少々時間が掛かると言うことで8日(日)の
作業。育苗箱での準備を15日(日)に。そして、その日に「直播き」もやることになった。
籾から稲を育てること自体、初めての体験なので少々緊張気味だが、
何とかやりきらなければ「田植え」も実現しない。この一月が勝負、と言うところだ。
測量の結果、田んぼの広さは約3反と判明。
目で見る広さと実際とはかなり違うことに驚く始末。それでもやっぱり広い!