農作業奮遊記(3)
すっかりご無沙汰をしてしまいました。奮遊記(2)の容量が大きく、更新できませんでした。やっと今日、更新ができることになりました。というのも、ホームページ担当原田先生が足の負傷のため、来崎できず・・・。 これまで、稲刈り・脱穀作業等々ご報告したいことが多々あったのですが、それもかなわず皆さんにご心配をおかけいたしました。 今年の米作りは見事に失敗!収穫目標の20%の出来・・・。それでもたくさんの仲間たちが稲刈りに参加してくれました。その様子など後日ご紹介させていただきます。 私の右ヒジの痛みはひどく、農作業はもちろん日常生活にも支障をきたす状態です。この更新作業も左手一本で取り組んでいるという有様です。 少しずつでも更新を続けていきますので、今後とも宜しくお願いいたします。 それでは、また後日・・・。 2006年11月11日 寺井一通 |
![]() 今年の役割を終えた田んぼたち |
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稲刈りのために水を抜いた後、ご覧のように枯れ始めてきて・・・
しかし、稲刈りをやめる訳にも行かず、10月21,22日と仲間たちが集まり、
すべて手刈りで行いました。と言っても、倒れた稲をイノシシが踏み荒らし
かろうじて立っている稲には実がついておらず・・・と言う悲惨な現実に
みんなため息まじりでの作業になってしまいました。
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それぞれの田んぼでのそれぞれの稲刈り作業。
榎さんご夫妻、小峰さん、田中さん、嶋田君、真由美ちゃん、溝口君ご夫妻、山下さん、前川さん、
まるもとさん、柴田君、角田さん等々・・・
そしてそれぞれのお友だちやお知り合いの人たちが、子どもたちも含めて総勢四十数名の
仲間たちが集まってくれました。
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初めての挑戦、もち米作りは見事に全滅・・・
刈り取らない訳にも行かず、即燃やすという悲しい作業でした。
直播きから取り組んだ溝口君もどこか力が出ない様子でした。
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やはり険しい顔の小峰秀孝さん。
草取り作業に精を出して下さっていたので落胆ぶりも人一倍。
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時間がなくて,お帰りになった人たちもいましたが、みんなで「お疲れさま会」。
と言う訳で、今年は籾すり作業も必要ない収穫量。
その都度、コイン精米機に頼って充分、という数量になり、皆さんにお分けすることが不可能になりました。
本当に申し訳なく思っています。
来週月曜日に主要メンバーで、今年の総括と来年の方針を話し合う予定ですので
しっかりと今年の原因を究明し、来年こそは「豊作」にしたいと思っています。
それにしても「完全無農薬米作り」の難しさを痛感した次第です。
「少しばかりは使用しても・・・」という意見もあるのですが、やはりこの方針だけは死守しながら
今後も、様々な意味で豊かな農作業を展開して行きたいと強く思っています。
ブルーベリーとお米の二本立てで、暫くはガンバッテ行きます。
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こんな朝陽が輝く琴海の山・・・
きっと来年こそは!と誓った朝でした。
(2006.11.13記)
新米を食べる会&部屋増築のお祝い会
’06.11.20
収穫量の少なさと「田植えから稲刈り、脱穀」まで汗を流したことは全く別問題。
と、今年もみんなが集まり、美味しい料理とまたまた美味しいお酒を楽しみました。
そして勿論「新米米」も・・・
白米だけと白米に黒米を入れて炊いたものと。
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フラッシュを使うとなかなか上手く撮れないのが悔しいのですが・・・
被爆者歌う会「ひまわり」の面々が総勢8名参加。
歌の披露もしていただきました。
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嶋田、田中、溝口各氏の常連組と新しいお友だち田崎さん。(左)
野口、犬塚、田川、榎さんたち「ひまわり」の面々。(右)
「ひまわり」の歌の伴奏をする寺井。
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何とこの花嫁姿は「ひまわり」の角田繁さん。
衣裳まで準備して来て下さり、場を盛り上げて下さった榎ご夫妻。
今年「音楽村」と縁が深かったみなさんと歌い、踊り、語り・・・
来年の豊作を願いながら、夜遅くまで「宴」は続きました。
みなさん、本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。
と言う訳で、今「音楽村」は農閑期。
冷たい風にブルーベリーの木たちが揺れているだけです。
来年のための「土壌作り」にも取り組まなければならないのですが、今は少しだけ小休止。
新しく出来た少し広い部屋。
みんなが集ってワイワイ語り合いながら、また歌を歌いながら「新しい何か」が
生まれることを大いに期待したいと思っています。
是非遊びにいらして下さい。
厳しい寒さもないまま、今年も終わるのでしょうか。
今、山は冬枯れの季節。
少しばかりの農作業はあるのですが、それでもやっぱり「春」待ちの状態です。
来年こそは!を胸に秘めて、新しい年を迎えようとしています。
みなさんもよいお年をお迎え下さい。
新年一月はお休みさせていただきます。
二月からまたこのホームページでお会いできることを楽しみにして居ります。
みなさんにとって、新しい年、2007年が実り多い年でありますよう
心から祈りつつ・・・
(2006.12.27記)
寺井一通
お久しぶりです。もう、2月24日なのですね。
本当にご無沙汰を致しました。
また今年2007年も、私たちの農作業奮遊記をお届け致します。
更新がなかなか困難な作業で(私にとっては、と言う意味です。)たまには間が随分空くことも
あるかも知れませんが、農作業と同様、ガンバッテお届けしたいと思っていますので
どうぞ宜しくお願い致します。
今、山は農閑期なのですが、ブルーベリーに肥料をやり仕事が唯一。
鶏糞を蒔き、ワラをかぶせる仕事を少しずつ進めています。
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あまり「絵」にならないので、新芽をつけた ブルーベリーの木をご覧いただきます。 |
みの虫も随分いましたが、みんなで取り、 あとは新芽が葉っぱになり、次に可憐な花が 咲き、夏には実が実るという順で・・・ さて、今年の収穫はどうなるのか!!!! |
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茶色の部分がブルーベリー畑です。
ワラを敷いているので、こんな色になります。
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田んぼの土起こし作業も始めました。 石灰をまき、肥料をやる仕事が次に 待っています。 |
少しずつ進んで行くこの仕事も なかなか大変ですが、少しずつなので 楽しいものです。(2月24日) |
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音楽村ハウスからの眺望。中心に薄く映っている山は普賢岳です。
少々暗い写真でごめんなさい。
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田んぼには可憐な「れんげ草」。 暖冬の今年、このまま春の到来 でしょうか。 美味しい作物を作るためには 足音をたくさん聞かせることとか、 とにかく今年は足繁く 田んぼや畑に通いたいと思います。 |
春三月到来!
三月に入って、寒さが戻ってきたような気候ですが、冷たい風の中でも
陽ざしを浴びながら、作業を進めると、気持ちのいい汗が流れて来ました。
(3月11日の作業風景。)
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ブルーベリーへの肥料まきが残り数十本・・・ 足の骨折から復帰された小峰さん。 小さな草を取り、土をやわらかくして鶏糞を 蒔きました。実は鶏糞が手に入りにくく、 やっと3月11日すべての木に肥料をやることが 出来ました。 |
昨年、台風による塩害で痛めつけられた田んぼ。 今年は、土作りから・・・と鍬で起こした田んぼに 石灰を蒔いています。 この後、肥料を蒔き、耕耘機で耕します。 |
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広い田んぼも手作業での田起こし。約三反の田んぼを見事に起こし終わりました。
昨年、耕耘機が使いものにならなくなってしまいましたが、新しい友人の白浜さんが
「使って下さい。」と持ってきていただいた耕耘機で、何とか今年の田んぼ作りの作
業は進めそうです。4月までに準備を整えて、5月初旬に「苗床作り」、6月3日に
「田植え」の予定で進めます。またたくさんの仲間たちに集まっていただき、楽しい
田植えになるよう、苗作りも今年は上手く取り組みたいと考えています。美味しい作
物を作るためには、とにかく足繁く田んぼや畑に通うこと、と聞きました。時間のあ
る限り、足音を聞かせるようにして、今年の豊作に結びつけたいものです。
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3月23日、晴天。絶好の農作業日和。小峰さん、片岡さんのお二人が「ジャガイモ」
植えを手伝って下さいました。少々遅い感もありましたが、「何とかなるのでは!」と
いう気持ちでのジャガイモ植え。音楽村ハウスの下の畑、右の写真の線が入っていると
ころに3キロ程の種芋を植えました。昨年、夏野菜をチャレンジした場所です。実を言
うと、長崎ではなかなか「種芋」が見つからず、今年は諦めかけていたのですが、千葉
の「いのち輝け!合唱団」の津田博徳氏が「まだたくさんありますよ!」と言って下さ
り、レッスン後に購入、宅急便で長崎へ送り、この日程になった次第です。因みに津田
さんは80坪ほどの畑で野菜作りを取り組んでいらっしゃる方で、「津田農園」と称し
40種類ほどの野菜を作っていらっしゃいます。
翌3月24日は嵐のような雨、風・・・たっぷりと水を吸い込んで、このところの暖か
さも手伝い、早く芽を出してくれるような・・・そうでもないような・・・
石灰、鶏糞、牛糞をまき、大いに耕して、次は「夏野菜」に挑みます。オクラ、ピーマ
ン、なす、キュウリ、トマト等々・・・狭い畑ですが、ハウスのすぐ下なので場所的に
は最高!来客にご馳走出来るくらいの収穫があればいいな・・・と思っています。
春、満開!音楽村の山!
〈3月30日〉
暖かい毎日が続いていますね。いよいよ明後日から四月に入ります。自然は、まさに正
直なもの・・・暖かい陽ざしにレンゲも、桜も、ブルーベリーも花盛りです。
一度、田起こしした田んぼに咲くレンゲ草。
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我が音楽村農園の入口に咲く山桜の花。 今朝(3月30日)の様子です。 明日、明後日が満開のようですが、明日は 生憎雨模様とのこと・・・ 今日が一番美しいかな・・・と。 |
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かわいいスズランの花のようなブルーベリー。 昨年に比べると、随分花芽が多いような・・・ 収穫が楽しみな今年の春です。 |
ところがこの時期、何と「毛虫」が多く、 一本、一本見まわりながら毛虫をさがし、 そして指で摘んで・・・という作業は、何とも大変! 今朝もちょっと見まわっても、30匹ほどの毛虫。 気分が良くないので、毛虫の写真はご遠慮しま すね。 |
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・・・そんな訳で、いよいよこれから農作業の日々が本格的になってきます。
その都度、ご紹介をしていきたいと思って居りますが、一人の場合は「人間絡み」
とは行かず、野山の写真になってしまいますが、どうかご了解下さい。
さあ、農繁期始まりの季節到来!
いよいよ四月になりました。いよいよ「米作り」の準備に差し掛かりました。
耕耘機での耕し作業が続いています。昨年までの耕耘機と違い、少々小さくな
り、動かすのにも力が必要!という古い形のものですが、それでも時間を掛け
て頑張れば何とかなるもの。因みに一反を耕すのに4〜5時間が必要です。
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石灰をまき、一度耕した後に肥料(牛糞)をまき、また耕す、という
作業が続きます。今月中旬には、田作りを終え、水を入れ、一枚の田
んぼに「苗床」を作り、苗作りの仕事が待っています。昨年は苗の状
態が余りよくなかったので、今年は何とか順調に伸びて欲しいもの。
ブルーベリー畑に、目を移すと、スズランの花のような可憐な花がい
っぱい咲いています。残念ながら下を向いているのではたけ全体が白
く、という訳にはいきませんが、下から覗くとすてきな光景です。こ
の季節、夏に向けては、草刈り、草取りの仕事もひっきりなしですが
毛虫やみの虫取りの仕事と併行して日々進めて行きたいものです。
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(4月5日撮影)
田んぼに水が入り、苗床作り。
2007年5月3日
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水を讃えた田んぼの光景。 この三枚で約一反の広さ。 |
この二枚で約二反の広さ。 今年は約三反の田んぼで・・・ |
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5月3日。快晴。 小峰秀孝、溝口昌喜、中村高四郎、ミスターK、 寺井一通、それに初めての訪問者「ふるさとを歌う 合唱団」の朝長初巳の各氏での苗床作り。 |
6月3日の「田植え」に向けての作業だ! 天候に左右される農作業なので、いい感じの 苗が出来るかどうか・・・ 出来てみなければ分からないと言うのが実状。 |
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何とか種籾を蒔き終えて、畦塗りに励む溝口、中村両氏。 黒米を一反、白米を二反作る予定で進めています。 昨年、台風の塩害とイノシシ被害で大打撃を受けましたので 今年は念には念を入れての田作りをしたつもり・・・ 皆様にお分けできるほどの収穫があればいいのですが・・・ |
と言う訳で、一ヶ月も報告が出来ていませんでしたが、何とかガンバッテいます。
水不足では・・・と心配しつつ、約百メートル離れた場所から水を引き、途中で管
がはずれては、田んぼが干上がったり・・・の悪戦苦闘の日々が続いていました。
でも何とか水を讃えた田んぼを眺めると、ついつい笑顔になるから不思議ですね。
今後は苗の生育具合を見ながら、イモチ病などに気を付けなければなりません。ま
た臭い思いをして「無農薬農薬」を作らなければなりません。何しろ「ニンニク」
「唐辛子」「木酢液」「酢」で作るソレは半端な匂いではないのですから・・・
それにもうひとつ、気を付けなければならないのは「セセリ」。「ブヨ」とも言う
らしいのですが、昨年の田植え後には、なんと四人の仲間が病院行きという有様。
黒い網をかぶり、とにかく素肌を出さないように気を付けなければなりません。
と言う訳で、元気に気持ちのいい汗を流しています。もう少ししたらブルーベリー
も美味しい実をつけてくれることでしょう。当然のことながら、木自体も大きくな
り、昨年の数倍の収穫を見込んではいるのですが、どうなることやら・・・
でも山は今が一番の季節のように思われます。是非一度遊びにいらして下さい。
お待ちしています。小峰さんの「山の家」もほぼ完成した感じで、いい家ですよ。
それではまた稲の生育具合をご紹介出きる日を楽しみにしつつ・・・お元気で!!
ブルーベリーと苗床。
(07.5.17)
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ブルーベリーの実が嬉しいほどに・・・ ご覧下さい。 見事に実ったブルーベリー。 これが青く色づき、黒色になったら 収穫です。 こんなに実った木もあれば、全く結実して いない木もあり・・・ いろいろですね。 |
それでも年々大きくなってゆく木は 大いに楽しみです。 昨年は十数キロの収穫でしたので 今年はその数倍を見込めるような・・・ そんな勢いです。 米作りは毎年ゼロからのスタートですが ブルーベリーはそうではなく、ただ草取りと まわりの草刈りを怠らなければオッケー! |
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苗床作りから半月。
6月3日の「田植え」まであと半月になりましたが、現在の様子をご覧いただきます。
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鳥たちに籾を食べられることもなく、 何とか順調かな(?)という状況です。 下の黒い箇所は「黒米」の稚苗です。 |
あと半月で、田植えに間に合うのか 正直言って、天候次第! 水の調整が難しく、毎朝見に行っては 微調整の繰り返しです。 |
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と言う訳で、田植えの日程は来る6月3日。約三反の田んぼをすべて手植えで行います。
田植えの前の作業、苗取りをちゃんとしなければ、3日はスムーズに進みません。地味な
作業になりますが、とてもとても大切な作業が待っています。ちょうどいい苗の大きさにな
ればいいのですが、暖かい日が続いていますので、何とか大丈夫かな・・・と楽観的です
が、毎日毎日その様子を見続けることになるのでしょうね。楽しみながら続けるしかない
ですね。
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毎日、農作業での汗を流すお風呂からの風景です。 屋根はないのに、何故か窓があり・・・ヘンでしょう? 実は下から吹いてくる風をさえぎるためのものです。 これからの季節は陽ざしが強いので葦簀を屋根がわ りに張っています。雨の日は雨に濡れながら・・・ です。梅雨入りするとなかなか閉口します。でもイイ! |
あと十日で田植え!苗は大丈夫なのかな?
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今日は5月22日。
少しばかり大きくなっているようですが、あと十日後の田植えに
間に合う大きさに育ってくれることを祈るばかりです。明日はブ
ルーベリーの畑に釣り糸を防鳥用に張る仕事が待っています。
田んぼの準備とともに、畑の草取りや草刈りで忙しい季節です。
田植えまであと五日!
苗床の苗は?
今日は5月29日、まあまあかな!?
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かなり伸びてきた稚苗たち・・・あと5日後の田植えに備えて「無農薬農薬(?)」を明日まく予定。
そして、金、土曜日に「苗取り作業」が待っている。約3反の田んぼに植えるのだが、右写真の色の
濃い苗が「黒米」のもの。「黒米」作りを今年は1反で挑戦する予定。そして「白米」を2反作る!!!
週間天気予報では、曇とのこと・・・昨年は暴風雨だったが、今年は恵まれるかも・・・ラッキー!!!
6月3日(日)
いよいよ田植え本番!
我が「音楽村」四回目の田植えの日がやってきた。
「田植えは・・・」と言うか「農作業は午前中が勝負!」と言う榎氏の言葉をしっかりと受け止め、
例年になく朝早くからの作業になった。天候も見事な田植え日和。だが残念なことに、頼みの
耕耘機が前々日から動かず、最後の調整が上手く行かないままの状態。例年よりかなりハード
な作業となった。小峰氏の「管理機」をお借りしての悪戦苦闘!?は延々と続くことになった。
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早朝のお天気。 溝口昌喜氏。 先ず一枚目の田んぼから。
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二番目に広い田んぼ。参加者は榎ご夫妻(「ひまわり」のメンバー)、小峰さん、嶋田新ご夫妻、溝口ご夫妻、
中村高四郎氏、まるもといずみさん、朝長初巳さん(合唱団メンバー)、亀山裕美子さん(合唱団メンバー)
山下律子さん、田崎幸一さん(「テンポコナシの詩」作詞者)、ミスターK氏、前川佳子、優菜、順子、それに
野元靖子事務局長、私の計18名。初体験の人は少なく、みんな慣れてきた感じで、ひとり一人のパワーアップが感じ られた。
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段々田んぼの三枚は何とか上手く行ったのだが、広い田んぼ二枚は耕作しながら、また水が溜まるのを
待ちながらの作業になってしまった。小さい耕耘機で耕す。水待ちでならしてゆく。植え始める。と言った
段取りで進めて行く。誰かさんが気を利かして前々日から水を抜いてしまっていたのだ。今年は水不足で
特に大きい田んぼはなかなか溜まらない。やっとの思いで一反足らずの田んぼの作業は終わったのだが
一番広い田んぼの大半が残ってしまった。このアクシデントがなければ全部終わっていた筈なのに・・・・・
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翌4日、片岡ご夫妻のお手伝いをいただく。やっぱり水が入ったところをならして植えて行く作業だ。と言う
訳で、今日(6月5日)の時点で、まだ終了していないと言う有様。少しずつ進めてあと一週間は掛かるだろう。
溝口夫妻の「愛ある田んぼ」は彼らの日程の都合もあり、6月18日の予定。それですべて終了になる。
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それでも何とか植え終わった田んぼ。線を引く間もなく、ひとり一人のセンスに任せて植えていただいた。
右写真の右手、苗床の苗が色濃く映っている。ベテランの榎氏に「いい苗だ!」と大いに誉められた。
今年は「合鴨」は入れず、人間たちの手による無農薬米に挑戦しようと考えています。草取りの日々を思
うと少々気が滅入ってきますが、何とか頑張り抜こうとみんなで話し合っているところです。疲れたらブルー
ベリーを摘んで口にほうりこむ・・・そんな楽しさも待っていてくれるのですが・・・みんなガンバロウねっ!
田植えから一週間!
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田植えから一週間が過ぎました。広い田んぼに植え残した苗も
何とか植え終わったのが6月8日。しかし、この6月は全く雨が
降らず、深刻な水不足に悩んでいます。ブルーベリーも一番水が
欲しい時期だと言うのに草取り、草刈りもカラカラの土での作業。
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それでもご覧のようにいっぱい実をつけたブルーベリーたち。
一日も早く色づいて欲しいものです!収穫の夏を思うとため息
が出そうですが、美味しいジャムを提供出来る日を楽しみに!
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草取り、草刈りも田んぼ仕事と併行して進めました。
(一番広い畑です。)
2007年6月11日朝撮影!
やっと入梅!
田植えから二週間余・・・
慢性水不足の我が田んぼでしたが、少しばかり潤ってきた感じです。
一番下の溝口昌喜、あゆ子夫妻の「愛ある田んぼ」へも少し水が届き
始め、昨日やっと最後の田植えが終わりました。二人だけの農作業。
お二人、お疲れさまでした!
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6月3日の田植えから二週間過ぎた苗たち・・・ 左下の写真、奥の小さな田んぼが「愛ある田んぼ」。 まだ水がまんべんなく、とは言えませんが、今日中には 多分水が満ち溢れる予定です。 その左が、ブルーベリー畑ですが、草刈り、草取りが まだで明日にはきれいにしたいと思っています。 畦道の草も気になりますが、少しずつ草刈りをして 行こうと考えています。 雨は欲しい、しかし雨の後には草が・・・ と言う状況がしばらく続きますが、何とかクリアして 行きたいものです。 |
ブルーベリー、順調!
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米作りの方は、準備不足と雨不足で、今年は大変そうですが、ブルーベリーの方は
何とか順調に実っています。500本の木に水をかけることはなかなか困難ですが、
木のまわりに刈った草を積むことで、太陽の光で土が乾くことのないよう気を付ける
ことくらいでしょうか。とにかく今年は雨が欲しい!雨が欲しい!雨が欲しい!雨が
(’07.06.21)
ブルーベリーが色づき始めました。
(6月28日)
ほんの少しずつですが、ブルーベリーが色づき始めました。
一本の木にひとつか、ふたつ・・・
ほんの少し味見をしてみましたが、何とも幸せになる感じ。
収穫作業を7月1日から始めようと思っています。
稲が順調に育ってくれることを願いながら、また横目に見ながら
少しずつですが一粒、一粒摘んでゆく静かな作業が9月まで続きます。
どのくらいの収穫になるか、全く検討もつきませんが、
昨年の数倍になることだけは確かです。
生を欲しいとの声もありますが、長崎の人たちにはお届け出来るかも・・・
他の地域の方たちにはジャムで!と張り切っています。
今はひたすら「草取り」と「草刈り」の仕事に専念しています。
いろんな生き物が豊かに生きている「音楽村農園」。
中には危険な生き物も姿を見せています。
その危険から逃れるためにもちゃんと草を刈ることが重要なのです。
そんな訳で連日の農作業。
健康に生きている手応えを感じながら「もうこんな生活、イヤッ!」と
大声で叫びながら「ハア、ハア」言っています。(寺井)
田植えから一ヶ月!
何とか、田んぼらしく見えてきた風景をご覧下さい。
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草取りも順調に進んでいます。約30センチ間隔で植えています。
このところのまとまった雨で潤って来ました。ひと安心!!です。
ブルーベリーの収穫も始めました。最初の収穫は「被爆者歌う会
ひまわり」のみなさんへレッスンの休憩時間に提供しました。事務
局長の野元靖子にも味わってもらいました。甘酸っぱさが何とも言
えず、甘いだけのものより私自身は好きなのですがやっぱり収穫
しながらの「つまみ食い」の味が一番ですね。いっぱいの実をご覧
いただきます。これが熟して行き、一粒ずつの収穫になります。
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みんながこの様な状態だといいのですが、勿論そういう訳には行かず・・・
木だけ伸びて殆ど実をつけていないものもあり・・・
まだ成木ではないので来年以降を楽しみにしたいものです。
(07.07.05)
ブルーベリーの収穫、始まる!
太陽の光、その恵みを一切受けていないのに、
ブルーベリーが熟し始めましたので、あわてて収穫を始めました。
この日は7月9日。
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こんな風に一本、一本の木を前に、一粒ずつを摘む、
という何とも大変な作業です。この日は二人での作業
大体みんな摘み終えたのが2時間半後。それから洗
って、選別をしてパックに入れる作業と続きます。選別
は生のままでのものとジャム用に分けます。この日の
収穫は約3キロ。累計約8キロの収穫になりました。
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これが約3キロのブルーベリーです。350グラムと
100グラムの二種類で、現在のところ長崎の親し
い方たちへお分けしていると言う状況です。遠くの
方たちへは「ジャム」で、と考えていますが、値段の
設定等々まだ決めていない段階ですので、予約を
いただくと言うところまでは達していないと言う現状
ですのでもうしばらくお待ち下さい。乞う!ご期待!
生のブルーベリーの評判は上々です。
100グラム300円。350グラム1000円で販売しています。
郵送は出来ませんので「手渡し」という方法になります。
ご注文は095−884−2180 ながさき・音楽村まで。
9月30日 待望の稲刈りデー!
朝から小雨が降り、少々心配をしましたが、嬉しいことに涼しい一日で無事稲刈りを終えました。
朝7時半頃から始まった稲刈り作業、8時、9時・・・と仲間たちが集まり、夕方4時にはすべて作
業が終わりました。昨年は台風による塩害で、バタバタと倒れている稲をすくい上げての作業で
したが、今年はイノシシに荒らされている箇所以外は何とか立っていてくれている稲を刈る、と
言う、当たり前の稲刈り作業でした。ブルーベリーの収穫や草刈りに追われ、田んぼの草取りも
一回のみの状態・・・なのに、何とか実ってくれた稲の強さに感謝しながらの作業でした。感謝!
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小峰秀孝さん。 榎省司さん。 中村高四郎さんたち。
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溝口夫妻や榎昭子さん、犬塚洋子 さん、溝口あゆ子さんの母上も明 るい笑顔で記念撮影。 |
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宮崎ミサ子さんと夫さんも初参加。内田のケンちゃん、
田崎幸一さん、織方博さん、山下律子さん、寺井。
稲刈り作業班と食事班とで総勢大人18名。子ども3
名の参加でした。
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夕方5時頃からの「お疲れさま会」。
次回の「脱穀作業」の日程を10月14日(日)に行うことを決めて散会。
近くの農家、久松さんの「脱穀機」をお借りすることになりひと安心です。
はたして、どのくらいの収穫量か、楽しみでもあり、不安でもあり・・・
それでも「出来ただけで充分!」と、歓び合いたいと思っています。
参加されたみなさん、本当にお疲れさまでした!
脱穀作業も終えて、山は今・・・
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この脱穀機、琴海戸根にお住まいの久松さんという方からお借りしたものです。
左の写真の運転されている方が久松さん。昨年まで妻と二人で八反もの田んぼ
で、お米作りをなさっていらしたそうですが、77歳を迎えて米作りを断念とのこと。
お返しに伺った折り「また来年も使いますか?」との嬉しい言葉を掛けて下さり、
「是非よろしくお願いします。」と固い約束。人のやさしさを痛感した次第です。
イノシシに荒らされ、草取りもままならなかったこの夏の状況から考えても、決して
収穫量は多くなかったのは当然で、残念ながらみなさんへお分けする、と言う訳に
は行かず、残念ですがどうかお許し下さい。それでも「籾すり」の時、プロのお百姓
さんから「無農薬にしてはいいお米だ!」と誉められ嬉しくなったのも事実です。
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今、山では一連の農作業の後片づけとまわりの草刈りとブルーベリー畑の草取りの
真っ最中です。今年冬には、この二枚の田んぼをブルーベリー畑にしようと考えてい
ます。林の陰にある木を移植したり、苗木を植えたり・・・の作業が待っています。
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今や頼もしきパートナーの小峰秀孝さんと新しい山の仲間、「テンポコナシの詩」の
作詞者でもある田崎幸一さんのお二人。田崎さんのご紹介で、前述の久松さんとも
お知り合いになった次第です。農作業をひと休みののんびりとした時間です。
半農半音の生活の中で、なかなか時間が取れず、書き込みがスムースに行かず、
もどかしさを感じながらの更新ですが、本当にお許し下さい。次は、ブルーベリーの
苗木植えの時でしょうか。12月には行う予定でいます。その前に「水槽」作りの難事
業が待っていますが、毎日少しずつスコップを持ちながら頑張ってみます。秋も深ま
り、山は今最高の季節です。是非是非みなさん、遊びにいらして下さい。大歓迎!。
(2007.10.30記)
デジカメが壊れて・・・
水槽作りも上手く行き、約300本のブルーベリーの苗木植えも無事終了。
デジカメが壊れて、その様子をご紹介出来ないのが悔しい限りです。
今回の苗木植え、4種類の苗木を手にすることが出来、何とその中には
ビルベリーも100本入っています。アントシアニンがブルーベリーの
約十倍含まれていると言うビルベリー。他の苗木とは全く様子が違い、
かなり小さい実であることも頷けるような小さい苗木で、葉も小さい、
何とも可愛いものです。約2メートル間隔で植え、苗木植えと移植をし、
さて何時から収穫の歓びに浸れるかと毎日様子をうかがっている状況。
現在、日当たりが良くない場所の森の木を伐採する作業に入っています。
移植したお陰で、奥の方まで軽トラックが入れるようになり、各作業がやり
やすくなったのも事実ー次の作業は、年明けの肥料やりが待っています。
カメラが回復次第、様子をお知らせしたいと思って居ります。
その日までもう少しお待ち下さいね!
(2007.12.06記)