寺井一通が渾身の思いをこめて贈るラブソングの世界! 「LOVE SONG〜すべての悲しみの上に〜」 ![]() 2003.12.14ON SALE 定価1,200円
M-1.LOVE SONG〜すべての悲しみの上に〜 詞・曲・歌/寺井一通 編曲/内田誠風に震えている 涙流している あなたへ贈る歌は心からのラブソング 生命削りながら 明日を求めている あなたへ贈る歌は心からのラブソング 悲しい時代はもう 終わったはずなのに また違った形で 悲しみが胸を襲う 傷ついた小鳥たち 翼を震わせて 怯えた瞳は今も青空を見つめている |
あなたの後ろ姿が見えたような気がした この街のどこかに暮らしているのか 幸せな人生か 少しばかりの誤解で 二人の愛は途絶えて 別々の思いで歩き始めていた あれは五年前のこと 街は今夕暮れ時 仄かに灯り始めた ランタンノ灯り 夢を誘うよ 冬の新地あたり あれからの物語は 余りにも可笑しくて 夢を追いかけては 風に押し戻され 夢はいつまでも遠く 日々の暮らしに追われて 胸の熱さも忘れて あの頃の激しさ 生きることの苦さ 今は遙かな思い出 人の波 通り過ぎる この思いにも気付かず ランタンの灯り 風に揺れるよ 冬の新地あたり 遙かな異国に暮らし 遠い祖国を思い 新しい何かが始まってゆくよな そんな灯りの渦に 俯きながら歩いて 行く先さえも知らず 彷徨い続けた かじかんだ心に そっと手を押しあてて 街は今 冬の祭 鮮やかな灯りの季節 ランタンの灯り 眩しすぎるよ 冬の新地あたり ![]() 齊藤享(ヴァイオリン) 『長崎・冬の風物詩「ランタンフェスティバル」。 例年2月初旬から約二週間繰り広げられる「中国提灯」が 長崎の新地町を中心に飾られる美しく賑やかなお祭りなのですが、 その「ランタンフェスティバル」を背景にした作品です。 ヴァイオリンの齊藤享が見事な演奏でバックアップしてくれました。』 |
M-3.長崎美味(ながさきおいし) 詞/林田絹枝 曲・歌/寺井一通 編曲/SISSI JI 高比良陽子朝もや立ち込む 岸壁に 水揚げ豊かに 魚の山 競り合う声も勇ましく 巷の市場へ流れ行く ここは長崎 魚市場 諏訪の登り口 料亭に 久しく迎えし 来客を 「お鰭をどうぞ!」と 箸をとる 卓袱料理で洒落案内 ここは長崎 味処 ランタン華やぐ 中華街 お祭り気分で 盛り上がり 仲間と交わす旨い酒 ちゃんぽん 皿うどん 舌鼓 ここは長崎 新地町 ここは長崎 長崎美味 ![]() SISSI JI(胡弓) 『この秋知り合った、上海出身の胡弓奏者のSISSI JI。 長崎の音楽は中国抜きには語れないのでは・・と改めて痛感させられるほどの 胡弓の音色と旋律でした。 作詞は長崎在住の林田絹枝さん。「長・崎・歌・百・景」第二集で 「長崎哀歌(えれじい)」の詞を寄せていただいた方です。 たくさんの方たちのあふれるほどのやさしさとご支援をいただき、寺井音楽は成り立って いるのだと改めて感謝して居ります。 何はともあれ、この楽曲で「長崎」を感じていただければ幸いです。』 |
M-4.春 |
レコーディングディレクターは我が敬愛する宮本圭子さん!![]() ディレクター宮本圭子さんと・・・ これまで三十数作品のアルバムを製作・発表してきましたが、そのすべてが レコーディングディレクターも自らが兼務という、「異常事態」だったような気がしています。 今回は、我が敬愛する宮本圭子さんに無理にお願いをし、 レコーディングにおつき合いをしていただきました。 宮本圭子氏のご紹介 NBC長崎放送の創立時から勤務し、同放送局レコード室長等を経て 現在スリーFナガサキ(プランニングオフィス)に所属。 さだまさし氏とは無名時代からのおつき合いであり、 現在のさだ氏の生みの親のお一人であると言っても過言ではない。 平和運動に生き抜いて来られた方で、現在爆心地公園で 毎月9日燃えているギリシャのオリンピックの火を長崎にいただいた際の 功労者のお一人でもある。 私とは二十数年前からのおつき合いになるが、今回初めてCD制作段階から 関わっていただいた。 ジャケットデザインはいつものように川崎啓一郎氏。 今回も見事なデザインで私を大いに感動させてくれました。 制作事務局は、野元靖子、岩城滝子、宮澤喜代志、溝口昌喜、古賀英人、 川崎啓一郎、齊藤享、宮本圭子、寺井一通のメンバーで、 カップリングの曲をどの曲にして行くかと言ういうところから制作会議が始まった次第です。 |