寺井一通(てらいかずみち)プロフィール

 長崎・海星高校卒業後、上智大学外国語学部フランス語学科へ入学。同大学在学中にシャンソンに傾倒し、音楽の道を志す。うたごえ喫茶「ともしび」「どん底」にて、ステージリーダーとして活動後、ソロの歌い手(シャンソン歌手、シンガーソング・ライター)として活動を始める。
 シャンソンを歌い続けつつ、オリジナル曲の創作も手掛け、ヒューマン・ドキュメンタリーラブソングと銘打ち、様々に生きる人たちの声にならない叫び、言葉にならない悲しみを受け止めながら「人間讃歌」を歌い続けている。
【被爆者】
 長崎出身の「歌い手」として被爆者、核兵器の問題は避けては通れなかった。1979年から創作を始め「浦上」に代表される楽曲を多数創作。

 

【安中公害】
 群馬県安中市で、半世紀以上も続いた
亜鉛公害。原告や弁護団、訴訟を支援する市民とともに、音楽による支援に力を注いだ。

 

【冤罪・山中事件】
石川県山中温泉で起こった殺人事件。その冤罪を訴えるご両親や支援者とともに動いた。17年間の獄中生活を経て無罪を勝ち取り、現在「霜上則男さん」は故郷で静かに暮らしておられる。

じん肺訴訟
 元
常磐炭坑労働者のじん肺裁判。福島県いわき市に何度も足を運び創作を続けた。原告や遺族の方たちのお話に涙し、「悲しみと怒りに時効はない」と大きく叫んだ。

【大野木場小学校】

 雲仙・普賢岳火砕流で焼け落ちた大野木場小学校の子どもたちのためにアルバム・テープ「故郷に生きる〜頑張れ、大野木場の子どもたち〜」を制作し、その収益金で、2000年春グランドピアノを贈った

生きていたいちょうの木
〜旧大野木場小学校校庭〜
【いんば学舎】
千葉県の知的障害者施設「いんば学舎」支援のチャリティコンサートを続けている。
2003年、13回目を迎える。「いのち」を真ん中に据えた作品創りに励み市民に呼び掛け結成した「いのち輝け!合唱団」のオリジナルCDもアルバム2作品を制作

長・崎・歌・百・景

 長崎県各地の歌を創作し、その地域に生きる人たちに歌っていただく形でのCDアルバム制作を続け、ふるさと・長崎で手作りの音楽文化の確立を目指し、精力的に県内各地で動いている。

「長・崎・歌・百・景」第一集 2001年6月発表 全14曲

「長・崎・歌・百・景」第二集 2002年4月発表 全12曲

「長・崎・歌・百・景」第三集 2003年4月発表 全14曲

第四集制作中
【ながさき・うたの日】
毎月9日、長崎の街に平和の歌声を響かせようと、1996年1月から始めた「ながさき・うたの日」も9年目になる。毎年8月9日は、爆心地公園での星空の下コンサート。


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